wayomix プレゼンツによる 昼の部イベント『Jungle Temple』のイベントレポート第二弾。 〜アーティスト篇 会場となった月見寺の本堂。 手渡された「幻の青い蝶を探して下さい。」と書かれたカードを手に そっと足を踏み入れる。 本堂芸術とアート作品がコラボレートした wayomix 的ジャングルの世界。 一瞬のうちに「Jungle Temple」へ、トリップ。 まず目に飛び込んで来るのは、アーティスト[アカ]の手によって灯された 幻想的な灯りの数々。 彼女の切り絵作品は、この会場のいたるところに散りばめられ、 会場のメインビジュアルとして重要な役割を担った。 続いて目に入ってくるのは、[大島京子]によって制作された ライティングオブジェ。 ライトに当たってまばゆく光る水のゆらぎが、上部から吊り下げられている 御堂の装飾に反射し、眩しい煌めきと共に一時の涼を感じさせてくれた。 豪華な御堂の装飾に交じって[大島京子]×[アカ]によるライティングオブジェも 目に飛び込んで来る。 束の間の灯火にいざなわれて集まって来た蝶の切り絵達が、ゆらゆらと風に揺れる。 その影の群れが、御堂のきらびやかな空気をも静かに揺さぶり。。 これから始まる未知なる世界への心のざわつきを連想させる。 そして雨音が連れて来た生命のうごめき。 いよいよ、各パフォーマーによる表現世界のリレーが始まる。。 →【 Jungle Temple ご報告 / その壱 】〜パフォーマー篇 そのパフォーマー達の圧倒的なエネルギーと共存するように、 個性豊かなアーティスト達による芸術的な表現の花が、次々と咲き乱れた。 各シーンごとの空気を見事に捉え、まるで着物を織り込むように 映像を重ねて行った[小倉ヨシヒロ]のVJ。 wayomix の作品を数多く手掛けている[HENGYONG LEE] による 艶麗なイラストとのコラボレーションも実現しながら 精神世界をも凌駕する圧倒的なビジュアル世界を、御堂の中に生み出していった。 そんなVJと共に「Jungle Temple」の世界を、開始から終了まで 鮮やかに支配していたのは[佐々木誠]によるライティング。 パフォーマンスや音楽と戯れるようにして、御堂の中の色彩が美しく変化。 主旋律を奏でるパフォーマーの輝きを、見事な光のアレンジによって導き出していた。 その[佐々木誠]のライティングアートに さらなる華やかさを加えた[kaji-G]によるOHP砂絵ライブアート。 ライブ感溢れる光のアートは、パフォーマンスの躍動感と相まって 大きなエネルギーを創造し、印象的な視覚効果をもたらした。 最後のパフォーマーである[雪]と[若菜]が身につけていた衣装は wayomix ではすでにおなじみの[MEDAA]による作品。 艶やかで繊細で大胆。 蝶を意識した柄やフォルムには、[MEDAA]ならではのこだわりが細部にわたって 表現されており、最後のパフォーマンスを飾るに相応しい衣装となった。 その[MEDAA]の衣装と共に、二人のダンサーへ 鮮明な生命力を吹き込んだのが[ごやあゆみ]の、美しくも力強いボディーペイント。 情熱や妖艶さを包含したボディーペイントは、 ライティング・音楽・衣装・パフォーマンスと見事にマッチし、 会場全体を異空間へと誘導してくれた。 そして。 そんなすべてのパフォーマーやアーティストとコラボレートしたのが パーカッションの[岡部量平]。 彼のパフォーマンスエネルギーは、そのまま「Jungle Temple」のエネルギーだった と言っても過言ではない。。 確かにそこにあった真夏の白昼夢。 アーティスト × パフォーマーの華麗なる応酬。 とくと御覧あれ。 最後になりましたが、ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。 この場をお借り致しまして、心より御礼申し上げます。wayomix 一同。 #
by yingyang0726
| 2008-08-15 03:06
| イベントのこと
17時30分の開門とともにかんざし作家榮の9作品の 抽選とオークション落札のご報告が貼り出されました。 作品 「双子月下美人」 鬼灯簪 と 鬼灯根付 SET価格 ¥61500 青紫陽花 ¥38234 紫朝顔 ¥45000 琥珀蝶 ¥15000 月下美人 ¥33333 これからも直接ご覧いただける展示の機会を大切にしたいと思います。 また、今回会場に作家が常駐しましたが、作家の性格と場内の混乱を 避けるため、敢えてご紹介を控えさせていただきました。 今回、自分の作品がどれだけ大切に想われ、お嫁入りしていくかを 作家は身体で感じ取り、帰ってまいりました。 秋からの新作発表につなげていきたいと思います。 これからも榮含め、野庵をどうぞよろしくお願いいたします。 #
by yingyang0726
| 2008-08-13 18:54
| イベントのこと
全員揃っては 小さな写真集 なつのころほひ で。 女子スタッフの装いからも 涼 を感じていただけましたでしょうか。 このイベントに備え、TEAM野庵女子全員が、 女子力UPに奮闘しました。 ● 自分でできる非日常ヘアメイクの会 夏の陰陽 Special Guest かんざし作家 榮 Special thanks 絵師 はと 当日会場内で はと商店 開催。 夏の陰陽 へアメイクに毎夜ご協力くださいました ディファレンスエンジンさん&キノトロープさん に心から感謝して。 両サロンでは、夏の陰陽イベントフライヤー or イベント団扇 持参のお客様に 8月末まで簡単アレンジをシャンプーなしで、2100円、シャンプー付き3675円 でご案内してくれます。 (事前のご予約をお願いします!) =自分でできる非日常ヘアメイクの会 裏話編= 1 ・ 2 ・ 3 #
by yingyang0726
| 2008-08-13 17:07
| イベントのこと
13時開門 山門をくぐり露地を通って 下足のところから深堀金魚がお出迎え 展示場は アジアンキッチュなお祭り で そのなかで wayomix ブース は 陰 野庵ブースは 陽 をイメージ 絵師はとさんによる はと商店 盛会なによりっ! みなさま、パチンコチャレンジされました? 14時 wayomix presents 「Jungle Temple」 開始 内容詳細は こちら で 15時30分 一時閉門 下町 谷中 を特製の地図を片手に、散策していただきました。 ● スタンプラリーの様子は コチラ 17時30分 かんざしオークションの発表やスタッフ女子の着替えで 会場の雰囲気は盛り上がりさらなる期待へ。 18時 野庵 presents 「夏夜 涼を追う」 開始 内容詳細は こちら で この日、140名余が 日暮里本行寺に会す 300年の時を経る大きな懐に包まれ、夏を感じた一日 場が、人が、互いに譲り合い想い涼を追いかけた そして本行寺は静寂にかえる ここは神聖な鎮魂の場 このイベントに関わってくださったすべての人に感謝して- 野庵 四季と出逢う 2008 夏 夏の陰陽 終了 #
by yingyang0726
| 2008-08-13 17:04
| イベントのこと
夜熱依然午熱同 夜熱(やねつ) 依然として 午熱に同じ 開門小立月明中 門を開いて 小(しばらく) 立つ 月明の中 竹深樹密虫鳴処 竹 深く 樹 密にして 虫の鳴く処(ところ) 時有微涼不是風 時に微涼有り 是れ 風ならず 夏夜 涼を 追う 2008年7月26日 この日、35度を越える猛暑 本行寺 本堂で100名以上のギャラリーがともに 夏の涼 を追いかけた。 地表に暑さが漂う夏の夕方 盆灯篭 (ぼんどうろう) が熱風に舞う 打楽器の音に笛の音が重なったとき ここはとある島 自然への感謝 なにもない豊かな日常 人々は日々祈る 祭りだ 漆黒のポイの上に和紙が広がる ひとり祭り 陽が落ちゆくなか 赤い生命が創られる 芯のとおったクールさで剛の音を紡ぐ 土方雅哉 その笛の音は時空を超え物語る こと 空気を揺らし体感の音は消えずに気持に残る 岡部量平 捕られない雅な尾びれに人は焦がれ魅了され続ける 美術作家 深堀隆介 この一夜 夏の幻 だからこそ騒ぎ想いを託す 邪気をはらう箒 (ほうき) 赤い生命が宿り泳ぎだす 日は落ちた 風が運ぶ打ち水の匂い 蝉の声 炎 音 彩色 それは太古からのハレとケを分かつ境界 便利なものがなかった時代 人々は日々の暮らしのなかで 涼 を追い求め 豊かに季節の移ろいを感じました 野庵 四季と出逢う 2008 夏 みなさまにとって忘れられない夏でありますよう photo masaru YAGi #
by yingyang0726
| 2008-08-10 07:18
| イベントのこと
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